近年、盛んになっている海外現地採用ですが、退職後の日本での仕事が心配にな人も少なくないと思います。
私は約2年間マレーシアで現地採用として働いた後、数ヶ月のブランクを経て、日本での再就職を果たしました。
その際に転職活動で有利になった資格、こう言ったスキルを証明できればより良かったなと思うことがいくつかあります。
今回の記事では、海外現地採用を辞めて、日本で再び働く際の転職活動を経験した私が実体験に基づいて、役立つと感じたスキルや資格をご紹介します。
今、現地採用で働いていて帰国のタイミングを検討中の人、これから現地採用で働くことを考えていて、辞めた後のプランも含めて考えたい人に役立つ内容となっています。
是非、最後まで読んでみてください。
現地採用→本帰国時の転職で役立つスキル・資格:5選
それでは、早速、帰国後の転職活動で役立つ資格・スキルを5つピックアップしてご紹介したいと思います。
TOEIC
海外で働いていた人間が日本に帰国するとまず期待され、求められるのが英語力です。
そして、英語力の有無を測る客観的な評価指標として、転職市場ではTOEICが用いられています。
現地採用として働いていた人の中には、現地でサバイブするために重要なスピーキング力を測る項目がないTOEICをバカにしがちな人も少なくないと思いますが(私もそんな一人でした。笑)、日本ではなんだかんだTOEICが重視されています。
個人的には、ちょっと馬鹿らしい気もしているのですが、逆にTOEICさえ取れれば、帰国後の就職は楽勝だったりするので、やはりTOEICは外せないといえるでしょう。
IELTS
TOEICと併せて取得をオススメするのが、IELTSです。
こちらは、スピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの4つの項目が測定できる、総合的な英語力を測ることができるテストです。
外資系企業や日系企業でも商社など、海外と実際に関わることが多い会社は、IELTSの指標も重要視していることが多いです。
IELTSは受験料が25,830円(2022年8月現在)となかなか高額なので、受けるのを躊躇してしまう人も少なくないと思いますが、「英語が話せます」ということをスコアで客観的に伝えてくれる有意義なテストの1つなので、個人的にはオススメの試験の1つです。
参考リンク:IELTS
現地語の資格やスキル
滞在していた国に合わせて、現地語の資格を取っておくのも目指す業界や職種によっては、非常に有意義になります。
例えば、実用ベトナム語検定、インドネシア語技能検定、実用タイ語検定など、東南アジア圏の言語に関する試験はいろいろとあります。
これらの言語を求めている求人は少ないですが、ハマればいいオファーがもらえる可能性もあります。
現地語が理解できれば、現地での生活もより豊かになることは間違い無いので、こうしたややマイナーな言語に挑戦して、自分を差別化するのも1つの戦略と言えるでしょう。
貿易実務検定
帰国後に貿易や海外営業に携わりたいと考えている人は、取得を検討してみるべき資格の1つです。
上から順にa級・b級・c級の3つの級があり、最も易しいc級は貿易実務と貿易実務英語の2科目に分かれており、英語ができれば、2科目中の1科目「貿易実務英語」は楽勝なので、比較的に取得しやすく、取得できればアピール材料の1つになると感じています。
私自身も取得した検定の1つで、詳しい学習方法やこちらでご紹介しています。
全くの貿易の素人でもc級は、3ヶ月間まじめに勉強をすれば、仕事やプライベートの予定も入れつつ取れたので、貿易に興味がない人でも取得しておいて損はない資格かと思いました。
通関ビジネス実務検定
貿易実務検定と親和性のある資格で、貿易のモノの流れ中の、通関の部分について理解があることを示せる資格で、通関士の登竜門のような位置付けと理解しておいて間違いないかと思います。
貿易実務検定を取得した人であれば、一通りの知識があるので、勉強もしやすいです。
海外営業や貿易、海外との取引の中での物流業務に携わりたい人にオススメと言えるでしょう。
現地採用の出口戦略は経験者に聞くのが1番◎
現地採用は駐在員と違って、帰国後の雇用が確保されていないので、帰国後のキャリアについてはよく考えて行動する必要があります。
ただ、頭で考えたり、経験者のブログを読んだりしているだけでは、よく分からないことも少なくないと思います。
そんな時、経験者の話が聞ければ1番ですよね。
私はココナラで自分の経験を活かして、現地採用を辞めた後の帰国後のキャリア相談にのっています。
興味のある方は、是非サービスの利用を検討してみてください!
現地採用を辞めた後のキャリア相談応じます 現地採用終了後、本帰国の際の転職について相談にのります。まとめ:1番はやっぱり◯○!
帰国後の就業先が決まっている駐在員と違い、現地採用を辞める際には、出口戦略が非常に重要です。
海外生活は予想外のことの連続だと思いますが、いきなりエイヤーで辞めてしまうのではなく、しっかりと準備をして辞めることが重要です。
中でも、「海外で働いていた」「海外に住んでいた」というと、一番に期待されるのは英語力であり、その力を示すことのできるTOEICが重要です。
何から始めたらいいかわからないという人も、まずTOEICはとっておいて損はないので、とりあえず一通り勉強した段階で受験し、スコアを保持しておくことをオススメします。
日本で転職する場合もそうですが、現地採用を辞めて日本に帰国する際の転職活動でもやはり準備は大切です。
抜かりなく準備して、帰国後に納得の転職先に入社できるようにしましょう!
現地採用を辞めた後の転職活動の際のオススメのエージェントについては、こちらの記事でご紹介しています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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