マレーシアでの移動は、Grabに頼っている人が多いと思いますが、電車やバスも使えると便利ですよね。
これまでクアラルンプール周辺で、色々な電車やバスに乗ってきた筆者ですが、失敗したり、うまくいかなかった経験も多々あります。
今回は、そのような経験をもとに、日本人にもオススメできるバスや電車、オススメできないバスや電車を独断と偏見をもとにご紹介したいと思います。
クアラルンプールのバス事情
クアラルンプール市内はまだまだ公共交通機関が発達しているとは言えず、電車だけでは行けない場所が多いです。
多くの日本人は、Grabタクシーを利用していることでしょう。
マレーシアのGrabタクシーの料金は、日本のタクシー料金と比べると、格段に安いですが、毎度のことだとお金がかかりますよね。
バスに乗れるようになると、ほとんど行けない場所はなく、運賃も安いので、費用を気にすることなく、移動できるので、乗れるようになっておくと便利です。
日本人にもオススメできるバスの見分け方
バスに乗れるようになると、便利なのは間違いないのですが、やはりここは外国、無理にバスを使わないでGrabに頼ってしまった方がいい場合もあります。
私はいろいろなバスにチャレンジし、最長、KL市内からシャーラム方面(ブルーモスクの辺り)へもバスで行ったことがありますが、バスに乗って失敗した経験もあります。
経験から、日本人にもオススメできるバス/そうでないバスの簡単な見分け方を発見しました!
それは・・・バスの外観をチェックすることです!
治安のいいエリアを通っているバス・客層のいいオススメのバスはバスの外観が白地に緑・赤・青のカラーリングになっています。

逆に割とローカルっぽいエリアを通るオススメしないバスはクリーム色に赤と青のカラーリングになっている気がします。(※独自の経験に基づく感想です。)

バスでも行けるエリア!バスで行くことをオススメしないエリア!
バスはクアラルンプール市内だけでなく、セランゴールでも走っており、時間はかかりますが、バスに乗ってブルーモスクやピンクモスクなど遠方の観光地に行くこともできます。
しかし、バスで郊外に行くことは絶対にオススメしません。。。
バスで外出するとしても、基本はやはりGrabと考え、バスを使うのは、クアラルンプール市内の中でも中心部のみと考えておいた方がいいと思います。
オススメできない理由は次のようなものが挙げられます。
バスで行くには時間がかかりすぎる
バスは路線に沿って、かなり迂回や大回りして目的地に向かう形になるので、例えば、モントキアラからKLCC/ブキビンタンなどの中心地に行くにも1時間程度かかります。(通常は車で20分程度かと思います。)
郊外に行く場合だと、往復で5時間程度は見る必要があり、大きく時間がかかるため、お勧めできない理由の1つとなっています。
車酔いしやすい
マレーシアのバスの運転は日本と比べると、荒い気がします。
上記の通り、バスで移動は時間がかかるので、車酔いしやすい人は、注意が必要です。
バスというより、バンに近い乗り物の場合もある
セランゴールのエリアでは、バスを使う人が少ないからか、そもそもバスというよりは、バンに近い小型の乗り物が来ることがあります。
乗り物自体が小型なので、他の乗客との距離も必然的に近くなり、ちょっと心理的に抵抗感がある人もいるかと思います。
番外編:無料のバスも!Go KL!!
観光誌では紹介されていることが多いですが、Pasar Seni駅/KLCC駅/KL Sentral駅などのLRTの駅から無料で運行されているバスもあります。
バスのルートはこちらが参考になると思います。
使いやすいのは、Pesar seni駅から出ている紫のラインかと思います。
モントキアラ在住者なら、Semantan駅からPesar seni駅までLRTで移動し、そこからこの無料バスでブキビンタンに出ることができます。
モントキアラ在住者がバスでSemantan駅に向かう方法は、こちら。
クアラルンプール市内の電車事情
クアラルンプール市内の電車は、主要なエリア間を移動する分には、かなり便利です。
通勤や通学で使っている日本人も少なくないと思います。
ただし、基本的に歩道が整備されていない場合も多く、徒歩での移動が難しい場所も多いため、電車の駅のすぐ近くに目的地がない場合には、かなり移動が難しくなります。
また、電車はバスに比べて乗りやすくて、安全・本数も多いと思っている人が多いと思いますが、個人的には、オススメしない電車もあるので、個人的な意見ではありますが、シェアしたいと思います。
日本人にもオススメできる電車
結論から、いうとオススメできるのはLRT/MRT、オススメできないのはMonorailになります。


見た目的には、MRTの駅もモノレールの駅もほぼ同じです。
超個人的な主観にはなりますが、モノレールをオススメしない理由は次の通りです。
車体がなぜかボロボロ
私が乗った車体がたまたまだったのかも知れませんが、なぜこんなにボロボロ?と思うくらい、なぜか車体がボロボロでした。
落下したりしないかな?と安全性に不安を感じたので、個人的にオススメできない理由としています。
車内の雰囲気が微妙
車体がボロボロだと、やはり治安も悪くなるというか、MRT/LRTに比べて車内の雰囲気が良くない感じがしました。
個人的には、やはり海外なので、安全第一、少しでも不安に思うのならその手段は避けるべきと思っていますので、個人的にオススメしない理由に挙げさせていただきます。
まとめ:電車とバスは乗りこなせると便利!だが、基本はやはりGrabタクシー
電車とバスはご紹介した通り、乗りこなせると便利です。
マレーシアでは交通渋滞が日本では考えられないぐらい激しいこともあるので、移動する場所によっては、電車で移動してしまった方が早い場合もあります。
しかし、大回りして目的地に向かうため、時間がかかったり、利用者の層の関係で治安などにやや不安を感じることもあります。
やはり基本はGrabにしつつ、主要地と主要地の間は電車やバスを組み合わせるなどして、Grabのプラスαで使うのがベストかなと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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