2023年11月にエアアジアでマレーシアに行ってきました。
搭乗レビューはもちろん、元マレーシア在住者として、これまで10回以上エアアジアを利用してきた経験から、機内食や荷物の重量制限の厳しさ、機内の空調などなどエアアジアをこれから利用する人に役立つ情報をたくさんお届けしたいと思います!
チェックインについて
エアアジアには、WEBチェックインの制度があります。
今回オンラインチェックインを済ませて、空港に向かいましたが、結局チェックインカウンターの行列に並ばなければならず、やってもやらなくても搭乗までにかかる時間は変わらなかった印象です。
私の搭乗便では、オンラインチェックインを済ませた人orそうでない人で列が分かれれてることもなく、利用者の立場としては、webチェックインのメリットは特になかったように思います。
公式ホームページも確認しましたが、受託手荷物がある場合は、いずれのケースでもチェックインカウンターに行かなければならず、日本の空港を出発する場合は、機内持ち込み荷物のみの場合でもチェックインカウンターに行かなければなりません。
日本発の場合、WEBチェックインのメリットはないと考えて良いと思います。
ネットを見ていると、「WEBチェックインができない!」「WEBチェックインはいつからできるのか?!」と悩んでいる人が多いようですが、少なくとも日本発の便の場合、やってもやらなくても時間短縮のメリットはなさそうです◎(2023年8月時点)
ちなみに、一度エアアジアを利用したことがある人ならご存知かと思いますが、エアアジアのチェックインカウンターは非常に混雑します。
遅くとも出発時刻の2時間半前、余裕を持ちたい場合、3時間前くらいには空港に着くことをお勧めします。
預け荷物&機内持ち込みの重量について
エアアジアは、機内持ち込みの荷物は7kgまで無料、2023年10月、14キロまで有料の手荷物という新たな制度が確認できました。
受託荷物は有料で預けることができます。(預け荷物が20キロ以下の場合、追加料金が1番安くて済みます。)
詳しい荷物のサイズなどは、こちらのエアアジアの公式ホームページを確認するといいと思います。
重量チェックの厳しさは対応する係員にもよると思いますが、関空側・クアラルンプール国際空港側いずれも預け入れ荷物、機内持ち込み荷物共に結構厳しい印象です。
関空では、私の前に並んでいた人がおそらく受託荷物の重量オーバーで追加料金を取られていました。私も、クアラルンプール空港で500gほど預入荷物が重量オーバーだったのですが、きっちり指摘され、余裕のあった手荷物に荷物を移し替えなければなりませんでした。
預け入れ荷物は事前予約をせずに、チェックインカウンターで追加料金を取られる場合、高額になりますので、少しぐらいなら多めに見てもらえるかな・・・と期待せずに事前予約をしておくことをオススメします。
機内食
機内食メニューはナシレマ・ビリヤニ・カレー・タイ風バジルチキン・海南チキンライスなど、東南アジアらしいメニューラインナップとなっています。
今回は事前予約でチキンビリヤニ・チキンライス(コーヒー付)をチョイスしました。全てのメニューに200ml程度のミネラルウォーターもついてきます。
ビリヤニは味は結構美味しかったなと思います!しかし、辛めの味付けだったので、喉が渇きました。
チキンライスはスパイスが苦手な人にはおすすめですが、ややパサパサしていてこちらも喉が渇きました。
いずれにしても、長いフライトで機内は乾燥しやすいので、機内食だけでなく、飲み物も注文することをオススメします。(お水やコーヒー、各種ジュースはいずれもRM10(日本円で約300円)程度なので、機内販売であることを考えると、十分安いです。)
座席
座席やシートの間隔は公式ホームページに出ているビューワーがかなり分かりやすいです。
これまでに7時間〜8時間程度のフライトでマレーシア航空・シンガポール航空・ガルーダインドネシア航空などを利用した経験がありますが、やはりそれらのフラグシップキャリアの航空会社と比べると、座席間隔・座席の座面ともにかなり狭く感じました。
シートが革張りなので、座席の質自体は悪くないと思うのですが、如何せん狭いので、しんどいかなと思います。
行きは日中の便だったので、本を読むなどして凌いでいましたが、帰りの夜便は窮屈であまり寝られなかったので、しんどいことを想定しておくか、プレミアムフラットベットなど別のクラスを予約することをお勧めします。
機内は寒い?!
東南アジア方面への路線(特にLCC)では、機内がかなり寒い場合があります。
夏場でも、機内で着用するためのフリースや裏起毛のトレーナー、セーターなど冬用の羽織ものを持参することを強くお勧めします。
これまでに10回以上エアアジアを利用したことがあり、場合によっては上記のような羽織ものが不要な場合もありますが、感覚的に8割ぐらいの確率で必要になる気がしています。
一度、持参せずに寒いフライトになってしまった時、途中で具合が悪くなってしまいました。
特に冷え性の女性などは足元も冷えると思いますので、サンダルなど、現地に適した服装だけでなく、厚手の靴下を用意しておいたり、機内は冷えにくいようにスニーカーで搭乗するなどの対策をしておくことをお勧めします。
トラベルバウチャーについて
コロナ禍などで航空券を予約をしていたものの、予約していた飛行機が運行されずにeバウチャーとして、クーポンのような形で払い戻しを受けている人もいるかと思いますが、こちらについては、実際にチャレンジした結果、払い戻しを受けたアカウントの所有者の航空券の購入にしか使用できないことが判明しました。
※払い戻しを受けたアカウントの所有者の航空券と併せて、家族などもう1人分以上を追加で購入する場合には使用できる可能性があり、要確認です。
私の旦那もエアアジアのトラベルバウチャーを保有しており、今回私の航空券購入に、そのバウチャーを使おうと、バウチャーコードを入力しましたが、アカウントに紐づいていないバウチャーだとして、利用できませんでした。
旦那と一緒に旅行をする際などに使用したいと思います!
まとめ:エアアジアは安くてお財布に優しいが、荷物は厳しい!
エアアジアはLCCだけあって、マレーシアのフラグシップキャリアのマレーシア航空や路線を余裕しているANA/JALなどと比べると、航空券の価格は格安と言えると思います。
(コロナ禍以前には、セールを利用してなんと往復3万円でマレーシア⇄関空を行き来したこともあります・・・!)
しかし、航空券が安いからか、手荷物や受託荷物の重量オーバーは海外の航空会社にしては厳しいという印象です。
また、チェックインカウンターが混雑するため、早めに空港に向かう必要があったり、機内の空調が効きすぎていたりと、やや旅慣れた上級者向けの航空会社とも言えると思います。
ただ、お値段の安さは圧倒的で、出発便は関空朝発マレーシア日中着、帰国便はマレーシア深夜発、関空朝着と飛行機の時間帯が良いこともあって、個人的にはオススメできる航空会社の1つとなっています。
マレーシアへ行く際は是非エアアジアの利用も検討してみてください!
ANAを利用しての東京(羽田・成田)⇄クアラルンプールについては、こちらの記事でご紹介しています!
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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