英語も通じて、親日で日本からの距離も近く、日本人にとって移住しやすい国の１つとされるマレーシア。
マレーシア移住を検討している人は少なくないと思いますが、引っ越しにかかる費用など、必要なお金はどのくらいか、気になっている人は少なくないと思います。
今回は、元現地採用としてマレーシアに移住した私が日本→マレーシアに移住する際にかかった費用をご紹介します！
マレーシア移住にはどんなお金がかかる？
海外移住にかかる費用は日本から移住先への渡航費用以外(旅費以外)の引越し代の部分は主に以下の２つに大別できます。
①日本の住居の退去費用
②マレーシアの新居の入居費用
上記２つをそれぞれ分けて説明していきます。
日本の住居の退去費用
海外に移住するとなると、今住んでいる家を明け渡す必要が出てきます。
賃貸の場合は、解約にかかる費用(清掃代、鍵交換代、短期解約やらその違約金など)が必要になりますので、確認が必要です。
持ち家の場合は、売るのか貸すのか、それとも空き家のまま置いておくのかで変わってきますが、空き家で置いておく場合以外は、賃貸と違って買い手や借り手を見つけるのに一定の時間がかかると思いますので、この辺を見越して準備を進めましょう。
退去する際に賃貸・持ち家、いずれの場合でも家財を手放す場合はこの辺りの処分費用なども念頭におく必要があります。
私の場合はメルカリで売る、友人に譲るなどしましたが、一部売れないものは大型ごみでお金を払って処分する必要が出ました。
また、多くの場合、退去後すぐにマレーシアへ出発することは難しいと思いますので、日本での一時滞在先を確保する必要が出てきます。
実家など、身内の家に一時的に滞在しているケースが多いですが、遠方にある場合はホテルやマンスリーマンションなど別途滞在費用がかかりますし、長距離の移動を要する場合、国内の旅費も必要です。
マレーシアでの入居費用
マレーシアに入国してから家を借りるまでの間はホテルなどに一時滞在する必要がありますので、こちらの費用を考えておく必要があります。
移住前にマレーシアに行ったことがあるのか？どの程度下調べをしているのか？などにもよりますが、
少なくとも2週間分程度のホテル代は見込んでおく必要があるでしょう。
移住にかかった費用は◯◯円！
私は、日本での住居は賃貸契約、日本での一時滞在は実家、マレーシアでの居住先は先に夫が移住していたためゼロという条件でしたが、ざっと20万円程度かかりました。
内訳は日本からマレーシアへの航空券代10万円(シングルエントリービザ取得のためにマレーシア大使館に関東圏外から東京への移動・滞在費用も含む)、日本の賃貸契約の解約や家財の処分費用が10万円といったところでした。
単身での移動で日本での一時滞在先あり、マレーシアでの一時滞在先不要というとても身軽かつ恵まれた状況でもこのくらいの費用がかかっています。
単身で移動される場合、マレーシアでの一時滞在先は絶対的に必要になるかと思いますので、約2週間分のホテル代などでプラス15万円程度、合計30万円を下限値と考えると良いと思います。
追記：私の移住はコロナ前の航空券がさほど高くない時期でしたが、2023年現在、航空券代が上がっていますので、注意が必要です。
家族連れの場合はさらに旅費や滞在費が人数分となり、さらに費用は嵩みますので、注意が必要です。
まとめ：マレーシア移住にはまとまった貯金が必要！
上記の通り、マレーシア移住には数十万円〜100万円程度のまとまったお金が必要になります。
都内在住で実家も都内になるパターンなどであれば、マレーシア大使館までの旅費などが抑えられますが、地方在住の場合は注意が必要です。
また、日本での住居を明け渡した後、一時的に滞在可能な実家などがない場合は別途日本でもホテル代がかかってきます。
移住後も何かと入り用かつ万一の際の病気や怪我などに備えると、数百万円はまとまった貯金があった方が良いと思います。
※マレーシアでは医療費は全額自己負担となります。
こちらの記事がマレーシア移住やマレーシア就職を考えている方の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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