海外移住を考える人が悩むポイントの1つが年金だと思います。
今回は、元海外在住者の私が、海外在住時の国民年金はどうなるか?私個人はどうしていたか?を個人的な見解も交えながらブログしたいと思います。
海外在住になると年金はどうなるの?
海外在住者になる=転出届を出して、日本の住民票をなくすと国民年金への加入は「任意」となります。
「任意」ですので文字通り、払う・払わないどちらでもOKです。
海外在住で年金に加入するメリット2選
海外在住でも年金に加入しておくことのメリットは、次の2つが挙げられると思います。
老後の年金受給額が増える
任意加入せず、年金の支払いをしなければ、その分、将来もらえる年金の受給額は減ります。
逆に任意加入し、年金を払っていれば、その分しっかり将来もらえる年金額に反映されるので、この辺りをよく考えて、任意加入する・しないを決めると良いと思います。
万一の時に遺族年金・障害年金が受け取れる
意外と知られていませんが、国民年金には、遺族年金と障害年金の機能もあります。
加入者が万が一死亡した場合は遺族年金が家族に支払われ、病気や怪我で障害が残った時には障害年金が加入者本人にそれぞれ支給されます。
参考:日本年金機構
海外在住で年金に加入するデメリット1選
デメリットは、これに尽きると思います。
年金保険料を支払わなければならない
皆さんの想像通り、デメリットは「支払い」です。
2023年度(令和5年度)の国民年金保険料は、月額16,520円となっています。
1人毎月2万円弱、夫婦ふたりなら毎月3万円以上と決して安くはない出費だと思います。
受けられるメリットとこの支払い金額を天秤にかけて、各個人で判断をする必要があります。
筆者は加入していた?
筆者は、上記のメリットとデメリットを比較した結果、加入しないを選択しました。
※国民年金に任意加入しないことを推奨するものではありません。読者の皆様、それぞれがデメリットとメリットをよく考えて、それぞれの結論を出されるのが1番だと思っています。
海外の年金制度!マレーシアの年金制度をご紹介
筆者が移住していたマレーシアにはEPFという年金制度があり、外国人も加入が可能でしたので、在住期間中、私はEPFに加入していました。
EPFの制度や加入方法、帰国時の払い戻し方法などは、こちらのブログでご紹介しています。
【EPFって何?という方はこちら!】
【EPFの具体的な申請方法・記入書類の書き方などが知りたい方はこちら!】
【帰国に伴い、EPFを払い戻したい方はこちら!】
まとめ:メリット・デメリットをよく考えて、移住先の制度も確認しよう!
上記の通り、国民年金に任意加入するorしない、いずれの選択にもメリットとデメリットがあります。
また移住先の国によっては、私が移住していたマレーシア同様、外国人も加入可能なその国の制度が利用できる場合があります。
移住先の国の制度も確認した上で、国民年金の任意加入をする・しないを決めるのがいいかなと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
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