先日、マレーシアからシンガポール航空にてシンガポールで乗り継ぎをして関西国際空港着での一時帰国を果たしました。
残念ながら、3日間の強制隔離の対象となっているため、隔離ホテルで3日間を過ごしました。
今回は隔離ホテルの様子や滞在中の雑感などをブログしたいと思います。
【2022年2月最新】関空での手続き-待ち時間や流れなど-
2022年2月にも関西国際空港から日本に入国しました。
その際の最新の手続きなどについてはこちらにまとめています。
関空着の場合の隔離ホテル
関西国際空港に到着した強制隔離の対象者には NK/AP/WSの3つのうちのどれかのホテルが割り当てられます。(ホテルは選べません。)
NK=ホテル日航関西空港
AP=アパホテル
WS=??(ご存知の方いらっしゃいましたら、教えてください!)
私はホテル日航関空さんでした。
ホテル日航関空での強制隔離
私の場合、強制隔離は3日間でした。
入国日の翌日から1日目とカウントされますが、私の場合、到着が帰国便の到着が夜22時、ホテルへの入所は24時ギリギリぐらいだったので、ちょうど丸3日間といったところでした。
お部屋
今回は単身での帰国でしたが、ツインのお部屋が割り当てられました。
机の上にはペットボトルのお水500ml X6本が用意されており、昼食・夕食時にそれぞれペットボトルのお茶が1本ずつもらえるので、途中で亡くなることはありませんでした。
加湿空気清浄器もあり、これからの乾燥する季節や花粉症のシーズンも安心です。
滞在中、タオルの交換や補充はありませんが、3日間と考えれば十分なリネン類が用意されていました。歯ブラシは4本、カミソリとクシも1つずつあり、不自由しませんでした。
海外からの帰国者にとっては嬉しいバスタブありのお部屋でした。
シャンプー、リンス、ボディーソープも用意があり、髪も痛むことなく、クオリティにも満足です。
食事
滞在中にいただいた食事はこちら。
入所時にいただく手引きには、朝食:朝7時半〜8時半、昼食:11時半〜12時半、夕食:18時半〜19時半と書かれていましたが、全てこの時間中にいただけました。
滞在が丸3日間と短かったので、「足りなければダイエットと思えばいいや〜」ぐらいの考えで、今回特に食べ物は持ち込みませんでしたが、アラサー女性にとっては毎食十分すぎるぐらいの量で足りないと感じることはありませんでした。
食べ盛りの中高生やよく食べる男性にとっては物足りないかもしれませんが、
量に関しては平均的な成人の食事量が用意されていると感じました。
野菜不足になることも覚悟していましが、毎食サラダがついてきて、内容も健康的だと感じました。
味も一切不満はなく、とても美味しいと思いましたし、満足しています。
毎食箸、スプーン、フォークなどのカトラリーも提供されるので、それらも持参は不要です。
入所時にいただいた書類にはウーバーイーツなどの出前の利用、ルームサービスについては記載がありませんでしたので、恐らく外部の食料を調達は利用できないものと思われます。
以下の書類にあるように、職員の方にお願いして一部のものは購入してもらえるようですが、その中にもアレルギー対応以外の食べ物は含まれていませんでした。
アプリなど隔離中にやること
隔離中に必要となった対応など共有します。
MySOS
「待機最終日」に日付が表示されるようになってから対応が必要になるのですが、私の場合は1日目の17時くらいまで表示がされませんでした。
待機最終日のところに日付が入ったら、「健康状態報告」(体温が37.5度以上ないか、咳やなどの痛みなどの風邪症状がないかという2問にはい・いいえで答えるだけです)を行い、現在地確認のプッシュ通知が来たら、現在地報告ボタンを押します。
また、自動のビデオ電話がかかってくるので、顔と背景がわかる状態にして着信を受信します。
(自動録画がされるだけなので、顔と背景を30秒間映すだけで話す必要はありません。)
隔離2日目に一度だけ、オペレーターの方から電話があり、強制隔離終了後の自主隔離先に着いたら、待機場所登録を再度行うように指示がありました。(自宅や予約したホテルに着いたら、再度「待機場所登録」のボタンを押すだけ、です。)
健康状態報告は毎日1回、ビデオ電話の着信は1日1回、現在地報告は1日複数回、行う必要があります。
COCOA
こちらは陽性者との接触があった際に通知が来るようですが、特に何もなければダウンロードして作動させておくだけで隔離中に特にアクションを取ることはありません。
隔離施設出所前日ー出所についての案内ー
強制隔離の3日目にPCR検査で陰性が確認されれば、隔離施設を出て自主隔離となりますが、2日目に3日目の出所日の流れについて電話がかかってきます。(私の場合は15時ごろに電話がありました。)
電話では、①翌朝朝7時半までに検体(唾液)を提出する必要があること②ドア前に置かれた検査キットを夕食の配布までに受領することを指示されます。
この時に、翌日の大まかな検査結果判明予定時間(13時ー15時)を教えてもらえますが、陽性者がいるとそちらの対応が必要となり、教えてもらった時間より遅くなることもあると言われました。
陰性の場合は17時までに退所が必要なようです。
隔離施設出所日当日
朝起きたら一番に検査で必要となる唾液を採取して、AM7時半までにドアノブにかかったプラコップに検体を入れておきます。(順次回収されます。)
いつも通り、朝ごはんが配布されるので、受け取ります。
その後は、出所のために荷物をまとめつつ、ひたすら陰性の連絡が来るのを待ちます。
私の場合は事前に聞いていた(1時から3時ごろまでにPCR検査の結果が分かるとのこと)通り、1時過ぎ頃に無事に陰性の連絡があり、連絡後すぐに出所することができました。(出所時は入所時に受け取った体温計を返却するだけで、特に必要な手続きはありません。)
検査結果の判明時間ですが、日によって検査対象人数が違うので、多少前後があること、陽性者がいるとそちらの対応に時間がかかるため連絡が遅くなることを聞きました。
また、土日は対応される方の人数が少ないので、時間がかかることがあるようです。
昼食は私の場合は提供がありました。
恐らく、昼食は準備されており、仮に早いタイミングで連絡が来たとしても昼食の提供はあるのではないかと思います。
隔離施設であると便利なもの
私は今回の隔離にあたって特に準備したものや特別に持ってきたものはありませんが、以下準備しておくと便利かなと思ったものです。
- 耳栓・アイマスク:時差がある国から来る人、環境の変化に敏感な人は、眠りが浅くなってしまうこともあるかもしれません。これらがあれば安心です。
- コーヒー、紅茶、ハーブティー:室内には煎茶のみ準備されています。また、朝食時にはフルーツジュース、昼食・夕食時には緑茶が配られますが、これらは施設側からは提供がありませんので、欲しい人は準備しておくといいと思います。
- Kindle Unlimited/Netflix:仕事を休んでいる場合、隔離期間中はとにかく暇だと思います。荷物を増やすのも難しいと思いますので、電子書籍と動画配信は暇つぶしに最適です。私は隔離期間中、Kindle本とネットフリックスの映画でリラックスすることができました。
まとめ:隔離施設の対応は非常に丁寧!不安や心配の必要なし!
個人的には、隔離施設は申し訳ないぐらい快適で、申し分のない食事が提供されていると感じました。
一切部屋の外に出られず、運動不足になりやすいので、意識して身体を動かすと良いと思います。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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