今回は、いよいよEPFへの具体的な加入手続きについて、ご説明したいと思います。
そもそもEPFって何?
そもそもEPFってなに?どういうメリットがあるの?という方はこちらの記事をご覧ください。
加入に必要な書類
会社にEPFに加入したいことを伝えて、会社がOKの返事をくれたら、申請に必要な書類を用意してもらえるようお願いしましょう。
白色・水色の項目は会社側で記入してもらい、ピンク色の項目は自分で記入します。
このとき、サイン欄のサインはパスポートと同じ表記(パスポートの署名欄が漢字の人は漢字で!!)にしなければならないので、ご注意ください。
申請に必要な書類を入手したら
書類をゲットできたら、KWSPのオフィスに行って、手続きを行います。
オフィスのロケーションはこちら(KWSPのHP)をご確認ください。
※基本的にはどこのオフィスでも手続き可能と言われていますが、私は念の為、会社の最寄りのKWSPオフィスに行きました。
一部のオフィスは、日曜も空いていますが、大半のオフィスがAM8時~PM5時までしかやっていません。
私は、半日休暇を取り、午前中の勤務が終わった後のPM1時頃に行来ました。
手続き自体は30分もしない程度で終わりましたが、係員の人曰く、混むときは1時間近く待つようなので、お昼休みのみで手続きを終わらせようという考えはやや危険なように思います。
手続きの際は少なくとも、半日は休暇を取得することをオススメします。
自分で記入する書類
オフィスに着いたら、受付でこちらの用紙をもらって記入します。
この書類は、KWSPのホームページにもアップロードされているので、こちらからダウンロードして、事前に書いて持っていくと待ち時間が多少短縮されるかと思います。
(マレー語オンリーですが、用紙についての説明(恐らく書き方の説明)もホームページに載っています。マレー語が分かる方はそちらもご覧になられるとよいと思います。)
いよいよ申請!!
用紙を書き終えたら、受付で番号の書かれた紙をもらい、自分の番号がアナウンス+表示されるまで待ちます。
1000番台、2000番台、6000番台とありますが、新規加入・変更・払い戻し・・・など手続き別に分かれている様子でした。
かなり人がいたので結構待つかな?!と思いましたが、人の数の割にはそんなに待たなかったなという感じです。(待ったのは正味10分ぐらいだったかも・・・)
いろいろな手続きを希望している人がこのオフィスに来ており、手続き別で番号が発行されているようでしたので、そんなに時間がかからなかったのかもしれません。
番号の表示+アナウンスがあったら、手続きカウンターに移動します。
日本の銀行とか役所の順番待ちとこの流れは同じです。
カウンターでは、以下の3点を提示します。
- ①会社に用意してもらう書類
- ②自分で用意する書類
- ③パスポート
パスポート以外の身分証明書(国際運転免許証など)や銀行のキャッシュカードなども念のためある安心かもしれません。
カウンターでは記載内容の確認、②自分で記入する書類の下部の□の枠に拇印を押す、今後オンラインで積立を内容を確認する際の設定など諸々の手続きをします。
私が行った際の担当者の方はとても丁寧に説明してくれ、分からないことなどもなく、とても安心して手続きを進めることができました◎
マレーシアの公的機関はマレー語しか通じないなどと言われていますが、少なくとも私が行ったKWSPオフィスでは英語でも問題なく意思疎通ができました。
手続きが終わったら
カウンターでの手続きが終わったら、このような書類をもらえます。
カウンターでの手続きが終わると、更にオンラインからEPFの積み立て内容などを確認するための、ログイン設定を行うマシン(銀行のATMのマシンみたいなもの)に案内されます。
ここにも係員の方がいて、丁寧に説明してくれますので、なんなくクリアできるかと思います。
ここまでで、EPFオフィスでの手続きは終了!!
EPF番号をゲットしたら
発行されたEPF番号を会社に伝えたら、やらなければならないことは全て終了です!
ちなみに、このEPF番号は転職したとしても、生涯変わらず、ずーっと使う番号なので、忘れずに覚えておきましょうね。
この記事をご覧になった皆さんのEPF加入手続きがスムーズに進めば幸いです。
EPFの引き出し、口座を閉設する方法はこちらのブログでご紹介しています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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