マレーシアでは長期在住者でもバスや電車に乗ったことがある人は少ないと思いますが、乗りこなせるようになると、とても便利ですよね。
今回は、電車だけでは行けない場所の代表格・モントキアラ⇄KL市内をバスと電車を使って移動する方法をご紹介したいと思います。
オススメしないバス路線などもありますので、Googleで調べればOKでしょ!と思っている人にとっても必見の内容となっています。
是非、最後までお読みください。
モントキアラ→KL市内への行き方:バス
モントキアラには電車が通っていないため、まずバスで電車の駅まで行く必要があります。
用意するもの
バスは現金では乗車ができないので、必ずタッチアンドゴーカードを用意しましょう。
※タッチアンドゴーカードはドラッグストアのwatsonなどで、作成・チャージができます。
バス停
バス停はいくつかありますが、Shoplex前のバス停が分かりやすく、屋根もあるので、オススメです。
バス停の看板も何もないですが、1モントキアラもバス停があり、↓のあたりにバスが停まります。
オススメのバス路線・オススメしないバス路線
オススメはT852という路線で、こちらを使ってSemantanというMRTの駅までまず行きます。
※こちらのバスは回送なので表示が出ていませんが、前面・側面にT852の運行時は表示が出ています。
逆に、オススメしないのは、190という路線です。T852が比較的定時運行(20分間隔)で運行されているのに対して、190は最大50分近く待ったことがあります。
また、バス1本でクアラルンプールの中心部まで出ることができますが、途中で少々治安が良くなさそう?なエリアを通ります。その意味でもオススメしません。
※クアラルンプール市内を裸足で歩いている人を見かけることはまずないと思いますが、190路線のバスに乗ると、途中で裸足の人がたくさん歩いている場所を通りました・・・!
190路線のバスは、T852路線と比べると、内装もやや汚れていることも多いです。
ルートが違うからか、T852と190では、乗客の客層も違いがあり、日本人の感覚では、T852の方が格段に安心して乗れると思います。
上記の写真の通り、T852は白地に緑・赤・青のカラーリング、190はクリーム色に赤と青のカラーリングになっています。
白のバスに乗る!と覚えておくといいでしょう。
バスのの乗り方・内装
乗り口と降り口は日本のバスとは逆で、前側から乗車し、後側から降車します。
運転手さんの座席横の機械にタッチアンドゴーカードをタッチします。
※バスの運賃はMAXでRM3なので、一旦RM3がタッチアンドゴーから引かれます。降りる際に降り口でタッチすると、乗車区間に応じて返金があるorそのままRM3が引かれたままになる、という仕組みです。
バスの内装はこんな感じです。
座面はプラスチックっぽい座席なので、座り心地がいいとは言えませんが、清潔に保たれていると思います。
降りる際は、↓の降車口横の機械にタッチして降ります。
降りるときには、日本のバスと同様、降車ボタンを押して、知らせます。
Semantan駅は終点なので、降車ボタンを押さなくても必ず停まるので、初心者にも安心です◎
運賃
T852路線のバス運賃は最大でもRM3(約90円)なので、運賃を気にする必要はありませんが、モントキアラ〜Semantan駅はRM1(約30円)となります。
グラブを使う場合、曜日や時間帯にもよりますがRM15(約450円)はかかると思われますので、大幅節約ですね◎
乗車時間
渋滞などがない平日の日中だと15分〜20分程度です。
Semantan駅からKL市内へ!:電車
Semantan駅のバス停で降りると、すぐ目の前にMRT(電車)の駅があります。
目の前にある階段を登って、改札へ行きます。
電車の改札でも、タッチアンドゴーを日本の改札と同じ要領で使います。
KL中心部へ行く場合、プラットフォーム1です。
ホームドアが付いているので、ホームも安全です。
1駅先のMuzium Negara=KL Central、2駅先のPasar Seni=セントラルマーケットやムルデカスクエアなど観光地、4駅先のBukit Bintang=Lot10などのショッピングセンターとなっています。
乗車時間は4駅先のブキビンタンまでで、15分程度です。
運賃
Semantanから2駅先のPasar SeniまででRM1.5(約45円)、4駅先のブキビンタンまででRM1.8(約55円)です。
こちらもグラブならRM20(約600円)は確実と思いますので、大幅節約となります。
KL市内→モントキアラへ!:電車&バス
行きと反対になります。
市内は電車が発達しており、電車は乗り換えも簡単です。
電車でSemantan駅まで戻ってきたら、帰りのバスもT852を拾います。T852のバス乗り場は行きで降りたところと全く同じ(車線反対などもありません)なので、とても分かりやすいです。
だたし、Semantan駅発のバスが多く、いずれも白地に赤・青・緑のバスです。
バス前面と側面に出ているルートがT852になっているか、必ず確認しましょう。
帰りは、モントキアラが終点ではないので、必ず降車ボタンを押す必要があります。
アルコリスを過ぎた辺りで降車ボタンを押せば、shoplex前か1 mont kiara前で止まってもらえるので、タイミングを見て降車ボタンを押しましょう。
運賃
行きと同様、RM1(約30円)となります。
乗車時間
ルートの関係で行きより大幅に時間がかかるので、注意が必要です。
渋滞のない平日日中でも帰りは30分〜40分は見ておくようにしましょう。
まとめ:バスを乗りこなせるようになれば、便利!時間は余裕を見ておこう!
マレーシアのバスは「時間通りに来ない」「どこに行くのかよく分からない」など、抵抗感を持っている人も少なくないと思いますが、乗りこなせるようになると、行動の幅が広がります。
Grabタクシーばかりだと、お金もかかってしまうので、外出が億劫になってしまうと思いますが、バスに乗れるようになれば、お金を気にせず、気軽に市内の中心部へ移動ができます。
ただし、バス・電車だとダイレクトに市内に移動できるわけではなく、割と大回りで迂回して市内に向かう形になりますので、時間は余裕を見ておく必要があります。
市内中心部へ出るまでに行きは60分、帰りは90分程度は見ておいた方がいいです。
今回は、日本人在住者の多いモントキアラ→KL中心部への行き方をご紹介しましたが、マレーシアのバスだけでなく、電車も含めたオススメの利用方法はこちらでご紹介しています。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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