海外在住者にとって、気になることの1つは医療費だと思います。
日本では、健康保険のおかげで医療費は3割負担(6歳から70歳未満)で済みますが、海外での医療費は基本的に全額負担になるので、もしもの時にどのくらい費用がかかるのか気になる人は多いでしょう。
また、日本でも全額自己負担になるような自由診療の医療行為(美容整形やレーシックなど)は、日本と比べて物価の安いマレーシアではどの程度になるのか気になる人もいるでしょう。
今回は、マレーシアでの通常の医療費、手術費・入院費、自由診療の医療費の実例を3つご紹介したいと思います。
風邪で病院に行ったケース
これは、日本人向けの日本語が通じる病院に行ったり、日本語通訳をつけるかどうかで大きく費用が変わってきますが、英語で受診が可能、日本語での対応必要としない場合、薬代込みで1500円から2000円程度(RM50-RM70)、日本語対応が必要な場合、3,000円から6,000円(RM100-RM200)と大きく変わってきます。
ちょっとした風邪程度であれば、英語で病院が受診できる程度の語学力を養っておくといいでしょう。
盲腸で入院3日+手術になったケース
医療費は総額で約50万円でした。
入院が長期化した場合、難しい手術となった場合はより高額な医療費になったことが予想されます。
また、救急車を利用していないケースなので、救急車が必要となった場合は、さらに高額になることが予想されます。
マレーシアでICL手術を受けたケース
マレーシアは物価が安く、自由診療の美容整形やレーシック手術、リレックススマイル手術などは日本に比べると安く受診できます。
今回紹介するのは、レーシックの後に登場した「眼内コンタクトレンズ=ICL」を受診したケースです。
日本では100万円近くすることも珍しくないと言われているこの手術ですが、マレーシアでは約38万円(約RM 14,600)でした。
手術費用はレンズの度数や種類(乱視の有無)によっても変わりますが、日本に比べるとかなり格安と言えます。
手術前後の検診費用(半年分)を含めても、40万円未満なので、日本のおよそ半額と言えそうです。
まとめ:急な病気や怪我は大きな出費の覚悟が必要!
自由診療の場合は、日本より大幅に安く診療が受けられる可能性があります。
ただし、上記の盲腸のケースのように急な病気や怪我は数十万円から100万円を超えるような出費が必要になる場合があります。
備えあれば、憂なし。
不運なアクシデントは急にやってくるものなので、対策を立てておくことが重要です。
病気や怪我への金銭的な負担に対する対策と言えば、やはり保険ですよね。
私は、マレーシアの保険会社大手3社の保険外交員の方と実際に会って保険についての詳しいお話しを聞いた経験があります。
保険に関するお話しは、下記の記事および有料noteよければこちらも参考にしてみてください。
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
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