マレーシアから日本へ本帰国する際、いろいろと手続きや準備が必要になります。
今回は、マレーシアから日本へ帰国する際に必要となるTax Clearanceの手続きについて、ご紹介したいと思います。
※マレーシアでは、どこの窓口に行くか、どの担当者に当たるかによって、必要書類が変わったり、手続きの流れが違ったりすることがあります。また、私が手続きを行なった時点とは手続きに必要な書類が変わっていることがあります。ここに書かれている情報はあくまでも参考とし、役所の指示に従って手続きを進めてください。
必要な書類
私が税務署から用意するよう指示された必要書類は以下の通りでした。
1. CP21 from :働いていた会社に準備してもらう必要あり
2. パスポートの原本
3. パスポート全ページのコピー
4. Entry and Exit from Malaysia(NR51 form):自分で記入する必要あり
LHDNオフィスでフォーマットがもらえますので、早めに訪問して入手しておきましょう。
過去7年分の出入国の履歴を全て記載する必要があります。出入国の際、パスポートにスタンプを押してもらっていない場合、この作業が難航すると思いますので、早めに取り組むことをオススメします。
5. 本帰国時の航空券のコピー
6. 本帰国の年のBE form(CP21とEA formを元に自分で用意する必要があります)
自分で書類を作成する必要がありますが、ややこしい点も多いので、ある程度自分で埋めた上で分からない部分や迷う部分は、税務署の窓口で聞いて作成することをオススメします。
7. Resignation letter
8. 本帰国の年のEA formコピー
9. 税額控除対象のレシート
手続きの流れ
EPFの場合と違い、ビザキャンセルを待たずに手続きができますので退職が決まったら、すぐに会社にCP21form とEA formを準備してもらうようにしましょう。
また、同時並行で”Entry and Exit from Malaysia”の準備を進めます。
会社からCP21 formとEA formを受領したら、すぐにBE formを作成して、税務署に向かいます。
窓口でタックスクリアランスに必要な書類を提出してから、2週間以内に、納税処理が終わっていることを示すレターが発行されます。
レターは郵送で送ってもらうこともできますが、窓口に原本を取りに行くことも可能です。
このレターが発行された時点で、還付or追加納税かが分かります。
還付の場合、通常返金までに1ヶ月かかるとのことでした。
私は、すでに提出している航空券のコピーを示して、1ヶ月では帰国に間に合わないことを説明して、1週間程度で返金してもらうことができましたが、1ヶ月かかるケースもあることを認識しておきましょう。
まとめ:帰国を決意したらまず納税手続きに取り組もう!
帰国および退職意思を会社に伝えたら、それと同時にタックスクリアランスに必要な書類を用意してもらうようにしましょう。
私の場合、割とスムーズに行きましたが、1ヶ月以上の時間がかかるケースもあるようですので、会社に早めに書類を準備してもらい、なるべく早くタックスオフィスに向かうことをオススメします。
マレーシアあるあるですが、担当者や窓口によって、要求される書類が異なることもあるので、1度ではなく、2度3度と窓口に行かなければならないことも予め想定しておくといいでしょう。
また、帰国を決意する前の段階から、”Entry and Exit form”は用意しておくことをオススメします。
マレーシアから国を跨ぐ移動をした際には、その都度記入しておくと便利です。
マレーシアの行政手続きに関しては、窓口の担当者によって対応が変わったりするので、行ってみなければわからないことも多いですが、それでも可能な限り、事前に確認しておきたいことは多いと思います。
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追記:EPFに関する手続きはこちら!
本帰国時に必要となる、EPFの解約手続きについてはこちらでご紹介しています。
追記:SIMカードの解約に関する手続きはこちら!
本帰国時に必要となるスマホの解約手続きについては、こちらでご紹介しています。
※こちらでご紹介しているのは私が契約していたDigiでの手続きです。
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