今回はマレーシア渡航目前の最後の手続き、シングルエントリービザ取得の流れについて、ご説明します。
労働ビザ取得、シングルエントリービザ取得の流れはこちら。
シングルエントリービザって何?
シングルエントリービザは、簡単に言うと「労働ビザを取得する許可が下りており、労働ビザのエンドースメント(パスポートへの労働ビザ貼り付け)のために入国しますよ」というビザになります。
マレーシアへの就職が決まった際の入国は、労働ビザではなく、シングルエントリービザでの入国になります。
シングルエントリービザを取得するためには、渡航前に必ずマレーシア大使館に行く必要があります。
必要書類の受領

①アプルーバルレター

②VDRレター

シングルエントリービザの申請に必要な書類

写真を含めて、書類は全てカラーコピーで用意しましょう。
※「白黒でOKだった」などの情報もありますが「カラーコピー」を要求されたケースもあるようです。マレーシアでは、公的機関であっても担当者によって対応が異なることがあるので、念のためカラーコピーで用意しておく方が無難です。
①アプルーバルレター(2.必要書類の受領 参照):2部
②VDRレター(2.必要書類の受領 参照):2部
③パスポート顔写真ページのコピー(A4サイズ):2部
④証明写真(3.5cm x 5.0cm):背景が青色のものと白色のもの各2枚
※マレーシアは証明写真の背景の色にこだわる(?)ようで「青色の背景の証明写真を要求された」「白色の背景のものを提出するように言われた」など様々な情報が飛び交っています。
念のため青と白両方の背景の証明写真を持っていくことをオススメします。(私は両方持って行ったところどっちでもいいと言われましたが。。)
また、マレーシア大使館の近くに証明写真機はありません。必ず、写真は撮り終えてマレーシア大使館に来ましょう。
⑤Visa Application Form IM.47.(申請用紙):2部
大使館でも入手できますが、事前こちらからダウンロードして、記入して持っていくことをオススメします。
⑥マレーシアまでの航空券のコピー:1部
シングルエントリービザ受領日以降を出国日とする航空券を予約しましょう。
受領日についての注意点はこちらで詳しく説明しています。
⑦オファーレター(労働契約書):2部
こちらは申請に必要な書類ではありませんが、提示を求められることがあります。念のため、持参することをオススメします。
Visa Application Form IM.47.の書き方
以下、ビザアプリケーションフォームの書き方です。


内容自体はさほど難しくはありませんので、間違いのないように注意して書きましょう。
シングルエントリービザの申請と受け取り
シングルエントリービザは申請後、翌営業日の午後に受け取りとなるため、最短でも申請+受け取りで2日かかります。
また、マレーシア大使館は土曜日曜+日本とマレーシアの祝日は開いていません。
特に、日本人に馴染のないマレーシアの祝日には注意が必要です。
シングルエントリービザの取得後、すぐにマレーシアに出国する方も多いと思いますので、受領予定日は航空券の予約にも関わってきます。
誤った受領予定を設定していると、航空券が無駄になることにもつながります。
受領予定日は間違いのないように、マレーシア大使館に事前に申請予定日を伝え、受領予定日を確認することをオススメします。(私も訪問前に事前に申請予定日を伝え、受領予定日を確認した上で、航空券を予約しました。)
また、私がシングルエントリービザの取得を行った2019年の時点では申請は午前中(9時から12時まで)、受領は午後(2時から3時)と時間帯も限られていました。
公式の情報はインターネット上では確認できませんが、申請時間、受領時間についても予め確認して訪問することをオススメします。
シングルエントリービザを利用しての入国
・オファーレター(就労先の会社からもらった雇用契約書)
・アプルーバルレター
・VDRレター
※私は実際に入国審査の際に、シングルエントリービザだけでなく、VDRレターとアプルーバルレターも見せるように言われました!!
おわりに
この手続きは、2019年に私が入国した際の方法です。2023年時点ではやり方が変わっている可能性があります。
最新の情報は、大使館やエージェントまでご確認ください。
また、こうした手続きは一般論ではなく、個別具体的にこういうケースはどうしたらいいの?と相談したい方も少なくないと思います。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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